No.3,808 大野山  <B>

パーティー:女性6名/男性1名 計7名1月4日(木)晴。朝のうちは雲が多かったがだんだんと晴れてきて良い天気になった。御殿場線山北駅に集合、年初の挨拶の後、歩き出した。天気は良くなってきたが富士山には雲がかかっていた。国道246号のトンネルをくぐり緩やかな登りの舗装道路を通り登山口に到着したがまだ舗装された道が続いた。地蔵岩の所でようやく山道となった。まもなく牧草地帯になったが牛の姿はなかった。急な階段をあえぎあえぎ登り犬くぐりに出たらなんと車道がついていた。頂上直下まで車で行けるようだ。頂上に着くと富士山が真正面にすそ野までくっきりと見えていた。北側には丹沢の山々、南側には箱根の山々が見えていた。素晴らしい!!富士山をバックに写真を撮り下山にかかった。右方向に富士山と愛鷹連峰の越前岳と位牌岳が見ながら下る。道は整備されていて所々で車道を横切り下っていく。東名高速道路の都夫良野トンネルの上を通り車道に出た。谷峨駅では遅れてきた14:41の電車に運転手が待ってくれたので乗れました。

山北駅9:45-登山口10:25-犬クビリ-11:25-大野山12:20~50-道路14:00-谷峨駅14:47

No.3,807 石老山(顕教寺コース~新コース)と相模湖渡し舟  <C>

 パーティー:女性11名/男性4名 計15名

12月23日(土)快晴、終日風も少なく山日和。相模湖駅からほぼ満員のバスに乗り、石老山登山口で下車。車道を少し歩き、登山口のある病院脇から山道に入る。この日は大寒波予報で寒さを心配したが思っていたほどでもなく、冷たい空気が心地よい。巨石群が続く足元の悪い道をしばらく登ると顕鏡寺に到着、小休止。ここから崩壊場所を迂回して、昨年に修復された桜山展望台の道に入る。日だまりの冬枯れた自然林の中、落ち葉を踏みながら歩く道はとても清々しい。桜山展望台から相模湖や景信山方面の山々を眺め、融合展望台へ向かう途中、運よく今期最初?の氷華を見ることができ、足を止めた。融合展望台でひと休み後、ひと踏ん張りで石老山に到着、昼食休憩。石老山からは、真っ白な富士山が望めた。風はなかったが、じっとしていると体が冷えた。山頂からは、木々の合間から富士山を望みながら、アップダウンを繰り返す日だまりの尾根歩きがしばらく続いたが、途中、岩交じりのザレた急こう配の下りは注意して下った。展望のない大明神山を過ぎ、少し歩くと大明神展望台に到着。展望台からは、相模湖を眼下に高尾・陣馬方面の山並みの眺望を楽しみながら最後の休憩をとった。ここから少し下り、一昨年に整備、開通した尾根道の新道に入る。途中、ロープのあるザレた滑りやすい急な下りや、眺望の良い伐採地を過ぎ、ほどなく歩くと車道に出た。相模湖渡し船の桟橋までの車道を歩きながら、配船を予約しておいた渡し船の方に電話すると、わざわざ途中まで迎えに来てくれた。桟橋からはライフジャケット着てボート2台に分乗し、対岸の相模湖公園へ。乗船時間は15分足らずであったが、普段は山の上から見る相模湖で、ボートに乗って湖上から見る山景色は一味違って素晴らしく、また、走るボートの風も心地よく良い体験ができた。相模湖公園の桟橋からは10分弱歩き相模湖駅に到着、歓談間もなく電車が到着し、帰途した。 9:22歩き出し-10:01顕鏡寺-10:20桜山展望台-10:50融合展望台-11:35石老山-13:03大明神山- 13:15大明神展望台-(新コース経由)-14:11大明神展望台登山口入口-14:44相模湖渡し舟桟橋=(渡し船)=15:05相模湖公園桟橋-15:18 相模湖駅

No.3,806 大机山(三角山)から二子山  <B>

パーティー:女性7名/男性1名 計8名

12月17日(日)晴。西武線横瀬駅から歩き出すと西側に大きく武甲山が大きく見えていた。道路をしばらく歩き三菱マテリアルの工場の前を過ぎて近道を通り西善寺に着いた。ここは秩父寺所巡りの8番である。左側に2号鉄塔入口の看板を見てこの先に3号鉄塔入口の看板があると探したが見当たらない。やむを得ず上に見える尾根を目指し直登した。ようやく尾根筋に出た。ここは天王社岩場の先であった。北東からの冷たい風が激しく吹いていて寒いので上着を着たりウインドヤッケを着たりした。この先は尾根を忠実にたどり急斜面と緩斜面を繰り返して大机山に着いた。テープがたくさん張ってあるが以前に見た小さな標識はなくなっていた。風がない暖かいところがあったので昼食にした。この先、藪っぽいヤセ尾根を進み焼山の分岐に出た。猟銃を担いだ人が2名焼山のほうから来たし登山者にも少し会うようになった。荷物を置いて焼山を往復。焼山から両神山が遠くに見えていた。歩きやすい登山道を進み二子山雄岳から雌岳に到着。当初の計画では雌岳からは浅間神社コースを下る予定であったが、このコースは芦ヶ久保駅まで1時間30分と書いてあるし、一方、兵ノ沢右岸ルートは1時間10分と書いてあるのでこちらを下ることにした。すぐに長いザイルが出てきたので慎重に下る。標高770mで左に曲がり尾根を忠実にたどる。このあたりから風が収まってきて寒さが少し和らいだ。このコースは岩場が少しあるが大したことはない。沢筋を通り芦ヶ久保駅に着いた。道の駅があり賑わっていた。寒い一日であった。

(反省)登山口で見た「2号鉄塔入口」の看板は3号と書いてあったのを見間違えたのかもしれない。    横瀬駅歩き出し9:15-西善寺9:50-(休憩11:00~10)-大机山11:20-(昼食11:30~12:00)-焼山分岐12:50-焼山13:05-分岐13:25-二子山雄岳14:00-雌岳14:15-芦ヶ久保駅15:25

No.3,805 菊花山〜御前山  <B>

パーティー:女性15名/男性5名 計20名

12月9日(土)快晴、ほぼ無風、気温7〜20度。今回の山行ルートには急勾配の登りと下り、露岩帯、鎖とロープ、痩せ尾根があり、短いコースではあったが、山歩きの醍醐味を十分楽しめた。その上、空気は澄んでいて遠くの山並みを見渡せた。最初のピークは菊花山。大月駅から出ている2つの登山道のうち、急勾配の東ルートを登っていった。このルートは国道沿いの神社横から始まる。ゆっくりと登りだし、露岩帯を慎重に通過した先で西ルートと合流した。この辺りから木々の間に白い雪をまとった富士山が見え出した。少し登ると菊花山頂上に出た。狭い頂上には菊花山の名前の由来になっている菊紋様の岩が見られた。

ここから急勾配を下ると高木の多い普通の山道になり、さらに進むと九鬼山方面との分岐点に出た。ここから厄王権現を経由するルートとの分岐点までは痩せ尾根がつづいた。最後に、緩やかな勾配を登りきると御前山の頂上に立てた。ここで昼食。青空の下,富士山を眺めながらの昼食とおしゃべりは最高に楽しかった。下山は急勾配ではじまり、山道を覆い尽くす枯れ葉はいつも以上に滑りやすかった。チェーンスパイクを履いた参加者によると滑る心配はなかったとのこと。サブリーダのSさん、SL補佐のMさん、そして前向きな気持ちと疲れ知らずの体力で今回の山行を盛り上げてくれた参加者の皆様に感謝します。 山行4:20 (標準の1.3倍)、休憩1:20、合計5:40、距離5.2 km 大月駅9:05 歩き出し-登山口9:10-菊花山10:10(休憩20分)-菊花山分岐11:30-御前山12:25(休憩35分)-神楽山13:30-登山道入口14:25-猿橋駅14:45

No.3,804 晩秋の箱根 明星ヶ岳~明神ヶ岳  <C>

パーティー:女性5名

12月2日(土)晴。小田原駅からバスで宮城野橋まで行く。雲一つない青空が広がる中を道標に従って舗装道路を進み登山口へ。登山道は整備されていて迷うことなくジグザグに急登の箇所や平地を繰り返し登っていく。所々にモミジの赤い色が心をにぎやかにさせてくれる。足元にはリンドウの青い花が隠れていて楽しませていただく。突然展望が開けて箱根の大文字焼が行われる場所に出る。広々としていて遠くには神山や大涌谷が眺められた。ここから20分で明星ヶ岳と書いてある。シノ竹で覆われた道を登ると平地に出て明星ヶ岳分岐(右2~3分で頂上)と書いてあるが「展望もなくここと同じだよ」ということで一休みして明神ヶ岳へと尾根道を進む。またアップダウンを繰り返し時々に見せてくれる明神ヶ岳の姿を見ながら宮城野への分岐の鞍部に着く。ここが広く日差しも暖かいので昼食タイム。美味しくいただいてまた正面の尾根道を登り最乗寺からの道と合流。ちょっと進むと眼下に小田原の市街と相模湾が見えた。いよいよ明神ヶ岳山頂へ。広々としていて大涌谷の水蒸気がもくもくと空まで登って雲をつくり周辺を覆っている。目の前に見えるはずの大きな富士山も雲で隠してしまったのか、はっきりと見えない。「恥ずかしいのかなぁ?」「近くに来ると富士山は見えないことが多いね。遠くにありて思うもの、かな」とみんなの意見。山頂から金時山への縦走路をちょっとだけ歩いて箱根の山の景観を満喫して、元来た道を鞍部まで下り、宮城野方面へぐんぐん下っていく。しばらくして別荘地の脇の道に出てそこから暗く長かった。国道に出たらバス停。見上げると上ってきた山の大の文字が見えて大満足。夏のお盆には明かりがつくのでしょう。バス停で解散です。楽しいひと時をご一緒させていただきありがとうございました。 宮城野橋バス停9:45歩き出し―10:00登山口―11:00〜11:20明星ヶ岳分岐―11:55〜12:20鞍部(昼食)―13:00〜13:30明神ヶ岳と周辺―14:10鞍部―15:40宮城野橋バス停。16:00発のバスで小田原駅へ 。

No.3,803 高畑山・倉岳山  <B>

パーティー:女性7名/男性2名 計9名 

11月25日(土)曇り、時折、日が差した。ほぼ無風で気温は7〜9度であったが、歩いてる間は顔など肌への寒さは感じられなかった。鳥沢駅で集合し、車道を40分歩いて小篠貯水池に到着した。ここが登山口。しばらく登ると分岐に出た。石がゴロゴロしている樹林帯の通過には名曲直立猿人が似合うと思った。この辺りから石は無くなり、代わりに勾配がきつくなった。高畑山には11時20分ごろ到着し、ここで昼食をとった。楽しみにしていた富士山は雲の中で残念だった。登山再開し、穴路峠を越えて倉岳山に13時20分ごろ到着した。ここまでの所要時間は予定通りだった。ここからは北東尾根のバリエーションルートを下り林道出合に向かった。落ち葉に覆われルート不明瞭な所が多々あったが、ヤマレコの地図とGPSを使い正確に下って行けた。赤いリボンも大事な道しるべであった。下る方向のわかりにくい穏やかな傾斜面や岩の多い急勾配ではバリエーションならではの楽しみを味わえた。落ち葉で滑りやすかったため、慎重にならざるをえず、林道出合までは6月の下見の時よりも時間がかかった(2時間15分)。林道出合から車道を歩き梁川駅で解散した。5〜8合目ではビビッドに色づいた紅葉を楽しむことができた。今回、落ち葉の滑り止め対策としてWeb上で紹介されていたチェーンスパイクを使用してみた。落ち葉ばかりでなく小石の多い斜面でも滑りにくくなり、脚への負担がかなり減った。山行6時間30分、休憩1時間15分、合計7時間45分、距離 10.8 km、歩くペース標準コースタイムの 1.2倍 鳥沢駅歩き出し8:30-小篠貯水池9:05-分岐10:10-高畑山11:20(30分休憩)-倉岳山13:25(20分休憩)-林道出合16:00-梁川駅16:15

No.3,802 大塚山から丹三郎尾根  <B>

パーティー:女性10名/男性2名 計12名

11月23日(木・祝)晴。御嶽駅から多摩川の左岸に降りると真っ赤なモミジが迎えてくれた。川にはカヌーを楽しむ人が数人いた。神路橋で対岸に渡り吉野街道を歩きお墓の手前から急登の山道に入った。かなりの勾配で植林の木で周りの景色はほとんど見えない。やっと息を付けたらそこは452m点であった。道はわかりやすいが誰も登山者がいない。植林された杉林から自然林なってくると気持ちが楽になり皆さんも話をしながら登るようになった。青梅市の2級基準点を過ぎるころから急登になり喘ぎあえぎでやっと丹三郎尾根にでた。登山者も多くなり、勾配も緩んだし歩きやすい道を行き大塚山園地休憩所に着いて昼食とした。空荷で頂上を往復、下りに入った。要所に古里駅を指す道標があるので分かりやすかった。トイレのある長福寺裏の墓地に着いて休憩。道路を歩き古里駅に着いて解散した。 

御嶽駅歩き出し8:45-登山口9:00-452mp9:35-583mp(独標)10:00-青梅市2級基準点10:35-大塚山下11:30~11:55-大塚山頂上(12:00~10)-登山口(墓地の横)13:50-古里駅14:15

No.3,801 浜離宮恩賜庭園から銀座ウォーキング

パーティー:女性5名/男性2名 計7名11月17日(金)雨。汐留駅は改札出口も沢山あり集合に時間がかかった。中の御門より中に入る。雨の一日なのに浜離宮公園には多くの人が訪れていて外国人の姿も多い。中島の御茶屋で休憩。大手門から出て汐留から銀座の裏通りを歩き、銀座五丁目で表通りにでた。銀座二丁目の寿司店「福助」には1時間近く早く着いてしまったが席が取れて良かった。ゆっくりと食事をして歓談後解散した。

No.3,800 白岩の滝~麻生山~日の出山~愛宕尾根  <B>

 パーティー:女性4名/男性3名 計7名

白岩の滝から麻生山を経由して日の出山へのルートは、崩落により長らく通行止めであったが、一昨年迂回路ができて通行止めが解除され、また麻生山は数年前に山頂の樹木が伐採され眺望の良い山になった。今回は、登りに本ルートを歩き、下りは青梅線側に山内新四国八十八札所のある愛宕尾根を馬蹄形に下り二俣尾駅に下山した。

11月21日(土)快晴、冷え込む武蔵五日市駅は相変わらず登山者で賑わっていたが、乗車した白岩の滝入口に向かうバスは空席も目立っていた。登山口バス停から少し舗装道を歩き、白岩の滝入り口の山道に入る。私たち以外に登山者の姿はなかった。初冬の冷たい空気のなか、沢の音、滝の音が響く渓谷の道は静かでとても気持ちが良い。大小に落ちる白糸の滝を見ながら渓谷沿いにゆっくり登り迂回路を過ぎると、やがて沢は細くなり、いつしかなくなった。奥多摩らしい植林の道を九十九に登り、辺りが開けた展望の良い麻生平でしばしの休憩をとった。麻生山へは山頂手前からは藪気味の滑りやすい急坂。坂の途中、わずかに咲き残ったキッコウハグマ、赤い実をつけたツルリンドウにしばらく足を止めた。麻生山の山頂に着くと急に展望が開け、関東平野と都会の高層ビル群が眼下に拡がった。こじんまりして明るくベンチのある山頂は、この付近の山としては静かで落ち着いて好感が持てた。麻生山から一旦下り、日の出山へ向かうメジャールートに出ると急に登山者が多くなった。山頂へは木の階段状のしんどい登りが続き、途中の紅葉に気を紛らわしながら、ひと踏ん張りして日の出山山頂に到着した。東屋とベンチがあり眺望のよい広い山頂は、多くの登山者で賑わっており、あらためて日の出山の人気を思った。丹沢や奥多摩の山々の眺望を楽しみながら昼食をとり、三室山方面に下山すると、再び登山者は少なくなった。二俣尾駅へのルートは傾斜が緩い分、距離がある。尾根を巻いたり、尾根へ登ったり、紅葉を見たり、伐採された樹木の間から先程歩いた麻生山を眺めたりしながら梅野木峠を過ぎ、三角点のある三室山へ到着。三室山は展望もなくひっそりとしていた。ここからは愛宕尾根への道をとり、二俣尾駅へ向かった。途中、愛宕山の山頂でもある愛宕山の奥社でひと休みしたのち、幸せの鐘のある展望所で鐘を鳴らしたり、四国48ヶ所巡りの石碑や石仏を見たりしてさらに下ると、ほどなく登山口のある愛宕神社に到着した。神社から二俣尾駅までの車道歩きの途中、多摩川にかかる橋の上からの渓谷の紅葉に日が当たりきれいだった。このころには日はかなり傾いて弱く、初冬の日の入りの早さを思った。無人駅の二俣尾駅に着くと、間もなく電車が到着、帰途した。 8:25 白岩滝バス停歩き出し-8:46白岩滝-10:14麻生山-11:25日の出山-13:22三室山-13:42愛宕山-14:06幸せの鐘-14:42愛宕神社-14:58二俣尾駅

No.3,799 只見線全線に乗る

 パーティー:女性2名

 11年間不通だった会津川口と只見間が再開通して1年あまり。只見線に乗って秋を満喫しようと行ってきました。 

まず始発の会津若松までは前日に東武線・野岩線・会津鉄道経由で行きました。会津鉄道の沿線は秋真っ盛りで里の秋を充分満喫することができました。 

11月9日(木)会津若松の隣の七日町を朝一番の2両編成の列車に乗り込みました。この日は濃霧で、乗ってから1時間余りは真っ白な田園風景の中を列車は進みます。1時間ぐらい経った頃から霧も薄れ、只見川沿いの山間に。昔懐かしい原風景が心を和ませます。只見線のファンが多いのはこの景色だと納得。秋というより晩秋の景色でした。「霧幻峡の渡し」で有名な早戸駅で下車。渡しに乗るまでに時間があったので、早戸温泉つるの湯へ行き、只見川を眺めながらゆっくりしました。11:45散策付きプランで乗船。なんと船頭は「新日本風土記」や「呑み鉄」で一躍有名になった大越さんでした。彼の只見への思いを聞きながらゆっくり船は対岸へ。対岸には山津波で村の移転を余儀なくされた三更集落があり、そのうちの1軒を見学したり、対岸からの只見川の景色を楽しみました。ホームに戻ってからまだ列車まで1時間半あったので、ホームに座り込み時はゆっくり流れていきます。霧幻峡は夏の景色だとのこと。残念ながら太陽がきらきら反射する水面でした。 

只見駅辺りで夕暮れがすぐそこまで。トンネルばかりの線路は急勾配を大白川駅に向かって下ります。駅には会山行でもお世話になった「大雲沢ヒュッテ」のご主人に迎えにきてもらいました。 11月10日(金)今年の紅葉は猛暑と少雨で良くなかったとか。それでも静かな里の秋でした。朝食後、越後須原の玉川酒造に送ってもらいお酒の試飲。この酒造会社は歴史も古く、豪雪の地を生かした雪蔵で酒を寝かすので有名です。すぐそばの元庄屋で今は国の重要文化財の「目黒邸」を見学。豪壮な造りに圧倒されました。いよいよ終点の小出へ。田圃脇の柿の木のオレンジ色が映えます。小出で予約しておいた「観タクン」で東洋のミケランジェロといわれている石川雲蝶の作品が残る永林寺と西福寺を見学し、帰途に着きました。ゆっくりし心が解された旅行でした。