No.3,735 紅葉と富士山の越前岳<B>

パーティ-:女性4名/男性3名 計7名

10月15日(土)曇り時々晴。御殿場駅からバスで十里木へ。途中に富士サファリパークがあるため車が渋滞。バス停から10分ほど歩いて明るくなったため雨具をしまって駐車場から登る。一面すすきの草原が広がり、眼下にはゴルフ場や別荘が見え、広々とした富士山の裾野の風景が美しい。展望台を過ぎ樹林の中に入っていく。登山道には道筋がいくつもあり、歩きやすいところを選んで歩いていく。大きな段差や溝の中を歩いたり、変化に富んだ道だ。傾斜がなだらかになったところで枝越しに富士山が眺められるはずだが今日は雲が覆っていてお休み…。代わりにリンドウや白い菊の花(シロヨメナ)がいっぱい咲いていて楽しませてくれる。ちょっと広い広場が山頂でそこで昼食。ツツジやヒメシャラなどの低木帯の道は明るい。富士見台(50銭紙幣の富士山の撮影地)を通って富士見峠で右手へ下る。愛鷹山荘があり「以前お世話になったよ」とSさんとSさん。杉林の中を下り続け山神社に出る。ここから車道。バス時間を気にしながら少し急ぎ歩きになってしまった。「すべらないようにね」と言いながら無事バス停へ。“自然の人と自分と出会う”そんなひと時を楽しむ山旅でした。「紅葉にはちょっと早かったね」「またこ(う)よう!」 十里木バス停9:15-十里木高原登山口9:30-展望台10:00-馬の背10:39-越前岳頂上11:50~12:20(昼食)-富士見台13:00-鋸岳展望台13:30-富士見峠14:10-山神社14:40-登山口15:00-バス停15:09

No.3,733 日の出山  <C>

パーティー:女性5名
10月11日(火)天気が悪かったので晴予報を待って登りました。御嶽駅9:15着。御岳山ケーブル山上駅歩き出すと山上の木はうっすらと初もみじが見られ、久しぶりの太陽の光とすがすがしい山道を歩く。以前神戸さんが園児達を連れて下りて来てばったり会った事があった。そんな山行なので今日はのんびり楽しくおしゃべりをして途中鳥居の前で休みを入れて最後の登りで千振の花に出会った。リンドウ科「千回振り出してもまだ苦い」健胃薬として用いられていた。白い薄紫色の筋が入っていてとても可愛い花である。その後山頂に着き、早い昼食タイムを取りました。久々に展望も良く周囲の山並も良く見えました。下山は雨が続いていたので少しぬかるみもありましたが、ゆるやかな下山道をゆっくり下りました。咢掛岩で休みを取り、涼しかったのに湿度が高かったのか汗びっしょりかきました。
御岳山ケーブル山上駅10:20歩き出し-鳥居前11:25~55-昼休山上11:20~12:00-咢掛岩12:45~13:00-下山13:40-つるつる温泉バス停14:10 解散。

No.3,732 風吹大池  <C>

パーティー:女性6名

3日間天候に恵まれ、静かな風吹大池を充分楽しむことが出来ました。

10月1日(土)晴。糸魚川駅からバスで蓮華温泉へ。風呂も良し、食事も良しでゆっくりしました。露天風呂を楽しんだのは一人のみ。

糸魚川白馬岳登山バス(蓮華線)12:30=14:05蓮華温泉(泊)

 10月2日(日)晴。蓮華温泉からバスで風吹大池入口まで戻り、オオシラビソの樹林の急登を登ります。1時間ほどで急登は終わり、その後ゴゼンタチバナやシラタマの実が美しい笹目尾根のゆるやかな登降を繰り返します。途中の湿原は草紅葉が真っ盛り。ここでゆっくり昼食をとり風吹大池へ。小屋の外でしばらく休んだ後、風吹大池周辺の散策に出かけました。湖畔でおしゃべりの花が咲き、風吹大池を堪能しました。

8:10蓮華温泉=8:14風吹大池入口バス停8:25-9:30笹目尾根9:41-10:22 1886mピーク10:32-11:10昼食11:45-12:40風吹大池山荘 池周辺を散策

10月3日(月)曇。小屋から登り返し、千国揚尾根に入ります。緩やかな登降を繰り返し、天狗原が近くなるとちょっと急登。ほっとした天狗原の休憩時クロマメノキを賞味。甘さには欠けましたが、酸味に天然の味を堪能しました。天狗原中央部でゆっくり休んで岩だらけの道を急降下。もういやになった頃やっとロープウェイの駅に着きました。 7:10風吹大池-7:35笹目尾根と千国揚尾根の分岐7:40-9:30天狗原入口-10:52天狗原11:15-12:25ロープウェイ乗り場

No.3,731 乾徳山  <B>

パーティー:女性1名/男性2名 計3名

10月 1 日(土) 快晴。透き通った青空,無風,そして気温は20度を少し超えたところ。いつしか夏が過ぎ秋になった気配がただよっていた。最初の樹林帯の中では時折木々を抜ける風が心地よく感じられ,足元には真っ白なセンブリが所々咲いていた。1時間をこえ疲れが出てきた頃,突然目の前にススキに満ちた国師ヶ原が現れた。この草原には遮る木はなく,富士山,南アルプスが見渡せた。月見岩に登るとさらに見晴らしは良かった。続いて,岩場の多い樹林帯に入った。乾徳山のもう一つの醍醐味の始まりだ。カミソリ岩を横切り,程なくして現れたカミナリ岩の登りはスリル満点だ。見晴らしのきく岩場に出て昼食。頂上直下のオオトリ岩では,迂回路と鎖を使った登攀をそれぞれが楽しんだ。巨岩が累々する頂上で一休みし,360度の展望を楽しんだ。水のタルを経由する下りの迂回路下山道はガレ場の急斜面。ここを慎重に降り,ほどなくして高原ヒュッテのある国師ヶ原十字路に到着。さらに歩き登山口に引き返した。予定時間通りの山行だった。天気が良い中で,森林,草原,岩場を楽しめた。お疲れ様でした。 大平高原歩き出し9:05-月見岩10:30(休憩15分)-乾徳山頂上12:00(休憩15分)-水のタル(休憩30分)12:30-国師ヶ原十字路14:30(休憩15分)-大平高原15:30

No.3,728 毛無山・十二ヶ岳

パーティー:女性5名/男性4名 計9名

9月11日(日)快晴。空は早くも秋空模様。気温23度。微風が心地よい。毛無山登山口から林の中を登る事,1時間。急に視界がひらけ,目の前に大きな富士山が現れる。遠目に見る頂上に雪はなく,黒々とした山容が印象的だ。そこから少し登り毛無山到着。小休憩と写真撮影。ここから,一ヶ岳,二ヶ岳,・・・ と番号のついている頂きをアップダウンしながら十二ヶ岳に向かう。誰もが気になるであろう“8番目の頂き” にある看板は割れていてテープで仮止めされている。十一ヶ岳を降りた先にあるつり橋がいくつものWebサイトで紹介されているが,橋を渡りきった先から十二ヶ岳に向かう傾斜がきつい。それでも無事登りきり,小さな頂上で一休み。Mさんからいただいたパイナップルが美味しかった。頂上近くで桑留尾方面への看板があり,その方向に進む。十二ヶ岳入口と書いてないので注意が必要だ。下りにも勾配の急な箇所があり,滑らないように注意する。帰りはタクシーを使い河口湖駅に戻り,解散。お疲れ様でした。 毛無山登山口歩き出し9:45-毛無山12:25〜12:50-途中(昼食)13:50〜14:15-十二ヶ岳頂上14:40〜15:00-十二ヶ岳登山口16:45=タクシーで河口湖駅17:20

No.3,727 相馬山  <C>

パーティー:女性2名/男性1名 計3名

9月4日(日)霧後小雨後晴。榛名湖畔でバスを降りると天気が悪い。国道を歩いているうちに霧で前がよく見えなくなった。沼の原から右に曲がる。霧でスルス峠への登り口が見えない。ウロウロして40分くらいを無駄にしたようだ。前を歩いていた女性2人が入った木道がそれと気が付いた。木道に入ると秋と夏の花のオンパレードであった。マツムシソウが一面に咲いている。女性二人は盛んに写真を撮っていた。山道に入ると前から20名以上の団体が下りてきた。松ノ沢峠とスルス峠の分岐に着いたら、松ノ沢峠への道はあまり人が歩いていなくて荒れているのでスルス峠方面に進んだ。雨が降り出した。傘をさしたり雨具を着たりザックカバーをつけたりする。やがてヤセオネ峠の分岐に着いた。ここからは急登の始まりであるし雨が止んでよかった。鎖と鉄梯子の道を上ること30分、頂上について昼食。2人が休んでいて我々が降りる頃また2人が登ってきた。岩場を慎重に下り分岐からヤセオネ峠方面に向かいヤセオネ峠バス停から伊香保温泉、渋川経由で帰路に就いた。歩程は短かった割には簡単な山ではなかった。この日にオープンカーの大会があったのか国内外のオープンカーが爆音を轟かせて湖岸を何台も走っていた。 湖畔バス停9:55-スルス峠入口10:55-ヤセオネ峠分岐11:45~55-相馬山12:20~13:00-分岐13:35-ヤセオネ峠バス停13:55

No.3,724 燕岳から常念岳へ  <B>    

パーティー:女性2名/男性1名 計3名

2022年8月4日(木)曇りのち雨。中房温泉でタクシーを降り、ベンチで食事をしてお腹を整えて出発。針葉樹林帯の急な登りを、第一ベンチ、第二ベンチ、第三ベンチと進む。霧がかかって意外に涼しい。急登の先に富士見ベンチ。雨も降ってきた。雨合羽を着て息を整えながら合戦小屋目指してもう一息。スイカで元気になって森林限界を超え、合戦沢の頭へ。展望が開け遠くに目的地の燕山荘が見える。右手には燕岳が美しい。登山道も緩やかになり宿泊先に到着。濡れた洋服などを乾燥室で乾かし夕食。オーナーの赤沼さんの話を聞きながらの食事。
「山頂に立つとつらい登りで硬くなっていた心が柔らかくなって幸福感と感謝の心で満たされる。五感全てが気持ちよく自然と明日への活力がわいてくる。山はそんな場所です。」と話された。
中房温泉歩き出し11:30-合戦小屋14:20-燕山荘(泊)15:30

8月5日(金)晴れ時々曇り。朝早くに北アルプスの稜線から望む日の出を楽しみ、花崗岩で自然がつくった彫刻を観ながら燕岳山頂へ。白い砂の足元にピンクの花、コマクサが沢山気持ちよさそうに咲いている。なんとも優しい色だね…。燕山荘から荷物を背に今日はのんびりと稜線歩きを満喫しよう。大天井岳まではゆるゆるとした展望の尾根。槍ヶ岳を中心に表銀座からの眺めは楽しい。ハイマツの緑にハクサンフウロ、トリカブト、イワツメクサ、女王のコマクサが心を和ませてくれる。大天井岳のまき道を登って大天荘で一休み。あとは東大天井岳を見ながら常念小屋にむかって下りていく。これから通る道が絵のように描かれてみえて美しい。
燕岳頂上5:00-燕山荘出発6:20-大天荘10:00-東大天井の道標13:00-常念小屋(泊)14:30

8月6日(土)晴れのち曇り。常念小屋から頂上へ。天気が良いので朝早く出発。たくさんの人が登る。ゴロゴロ岩の間をジグザグに登って山頂からの眺望がすばらしい。槍ヶ岳を真正面に穂高連峰、南に蝶が岳、そして東には昨日歩いてきた大天井の縦走路がはっきりと見え大満足。ゆっくりと下りていく途中雷鳥の家族に会いかわいい姿を見せてもらいました。常念小屋からヒエ平を下りていく。ここからは沢沿い。一転して霧の中を足元に気をつかいながら下りる。ヒエ平駐車場でタクシーに乗る。長い山旅おつかれさまでした。
常念小屋5:30-頂上7:00-常念小屋9:00-大滝ベンチ(昼食)12:00~12:20-ヒエ平駐車場13:20

No.3,719 日本百名山金峰山 <B>

パーティー: 女性6,男性2名 計8名

2022年7月2日(土)晴のち雨。晴の予報が外れたケース。標高差:登り580 m、
下り580 m。
塩山駅で集合。快晴。ジャンボタクシーに乗り1時間30分で標高2365 mの大
弛峠到着。朝日峠を過ぎた頃から,暗雲が広がり,ポツリと雨が降りはじめた
。それでも行程の中程にある朝日岳まで足を進めた。降ったり止んだりした中
,遠くに金峰山のシンボル「五丈石」が見えた。しかし,雨が降り出し,協議
し,戻ることにした。帰り道,雨は一層強くなった。当然かもしれないが,参
加者は全員雨具を持参しており,その慎重さ,判断力に山行経験の豊さを感じ
た。そして,塩山駅にもどり,解散。山の天気の怖さを体験した山行だった。
お疲れ様でした。
大弛峠9:50–朝日岳11:30–大弛峠12:40

No.3,717 湯ノ丸山、三方ヶ峰  <C>

パーテイー女性8名
2022年6月27日(月)晴。予定通り、不要の荷を地蔵峠の宿に預けて、スキー場のリフトに乗り、下りて3分歩くと一面オレンジ色も鮮やかなレンゲツツジの咲く平原に着いた。今年は急に暑い日が続いたので咲き終わっているのでは・・・と心配していましたがリーダーとしては今回のメインだったのでホッとしました。一般の見物者も居る中、我々も写真を撮ったりしながらのんびりと花鑑賞をしました。その後、鐘の鳴る分岐からいよいよ湯ノ丸山への登山開始。登る途中もレンゲツツジは勿論、イワカガミ、ゴゼンタチバナ、シャクナゲ、ツマトリソウなど色々な花が咲いていました。石がゴロゴロ結構段差があり辛い登りですが花々に癒されいつの間にか湯ノ丸山本峰に到着。ザックをデポして三角点のある北峰を往復し昼食タイム。すぐ近くに烏帽子岳、その奥には北アルプスの山々が見えました。汗をかいた後なのか食事をしている間寒い位で上着を着る人も居ました。極暑に耐えている平地に居る人に申し訳ない・・・。これも登山の醍醐味でしょうか。下山は鐘の鳴る分岐からカラ松など樹林の中の心地良い平坦な道を下りキャンプ場を通って宿へ。
リフト乗り場10:30-鐘の鳴る分岐11:10-湯ノ丸山2:10昼食北峰ピストン13:30-鐘の鳴る分岐14:15~50-15:30宿

6月28日(火)晴。宿の車で池の平まで送ってもらい木道の湿原散策をし、鏡池のカモの親子や斜面のレンゲツツジ、湿原の花を見て三方ヶ峰に登る。ここにはコマクサが咲いており、珍しい白のコマクサもあった。その先の見晴岳でもコマクサが沢山咲いており名前の通り展望のよいピークで多少霧がかかっていたが北ア、乗鞍、御嶽なども見ることが出来た。のんびり眺望を楽しんでから池の平に下りアズマ屋で昼食にした。
池の平歩き出し9:10-三方ヶ峰9:40~10:00-見晴岳10:10~45-池の平11:40(昼食)12:00宿の車で12:20宿へ。入浴後宿の車で佐久平駅へ(解散)
今回泊った宿はとても親切で駅までの送迎、翌日の池の平までの送迎、チェックアウト後の入浴すべて無料、おまけにお土産付きの山行になりました。

No3716 編笠山から権現岳へ  <B>

パーティー:女性6,男性2名 計8名

2022年6月26日(日)曇り
 観音平では車がいっぱい。沢山の人が登っているようだ。雲海まで木々のひんやりとした空気の中、笹が生い茂る緑の道を快適に登って行く。水分補給して穏やかな勾配をところどころの岩を乗り越えながら森の中に入っていくとドウダンツツジが満開でかわいい。足元にはマイヅルソウやミツバオイレン、ゴゼンタチバナと高山植物が楽しませてくれる。開けたところが押手川。編笠山の道標を確認して急登する。途中の苔が生えてきれいな岩場で昼食にした。鉄のハシゴを登り、ハイマツ帯を抜けて頂上へ。富士山から鳳凰三山、北岳、甲斐駒ヶ岳の南アルプスのパノラマが広がり素晴らしい景色。「いいねェー日本の山はー」とほれぼれ。でも北方面が雲に覆われているため明日登りたい権現岳、それに八ヶ岳の主峰赤岳が見えない。また、すごい風が吹いて足がすくわれそうになる。岩と岩の間を下に見える岳が見えない。また、すごい風が吹いて足がすくわれそうになる。岩と岩の間を下に見える青年小屋に向かって慎重に下りる。ところどころにイワカガミが沢山咲いていてみんなの心を和ませてくれる。ありがとう。
観音平9:30-雲海10:30-押手川11:10-お昼11:30~12:30-編笠山山頂13:10~13:40-青年小屋14:00(泊)
6月27日(月)
朝6時過ぎになっても夜間ずっと吹いていた風がやまず、それに霧が濃くて権現岳は一向に姿を現さない。樹林帯ではこの風はさえぎられるが権現岳の頂上や三ツ頭は木のないガレ場を歩くので危険。展望も期待できないと判断して観音平に戻ることにした。しっとりとした霧なので雨合羽を着用して出発。青年小屋から巻道で押手川へ。この道は苔むした世界が広がっていてとても素敵だ。大自然の営みに包まれている豊かな感覚が味わえる。紅色のイワカガミの花が笑っている姿に声をかけながら、昨日登った道を観音平まで下りた。一休みして八ヶ岳横断道路を行く。一面カラマツ林の中を三味線滝へ。涼しい水音を聞きながらゆっくりと昼食を終え、高原の風に吹かれて甲斐小泉の駅へ降りてきて解散。権現岳はまた会いに行きましょう。
青年小屋7:00-押手川9:00-雲海9:30-観音平10:10~30-三味線滝11:30~12:00昼食-甲斐小泉駅13:30