No.3,715 上州武尊山  <B>

上州武尊山
パーテイー:女性6、男性2名 計8名

6月18日(土)晴。朝6:30に宿の車で御水の水場の近くまで送ってもらい7:00に歩き出す。今日は天気が良いので多くの登山者が下の駐車場に車を停めて登っている。ここは、すでに1700m近いのでラッキーである。オグナスキー場の上部を上り登山道に入った。急登を登り前武尊に着く。日本武尊の銅像が建っている。不動岳を通り登ってきた人がいた。このコースは10年以上前に苦労したコースであることを思い出した。目の前に剣ヶ峰の岩場が迫っている。現在この岩場の通行は禁止されていて右に巻く登山道がつけられていた。家ノ串で少し休み中ノ岳南肩に着いた。下山はここから東北方向に行くのでザックを置いていくか迷ったが往復1時間位かかるので持っていくことにした。三ツ池は雪に覆われその先は長い雪渓になった。沖武尊の頂上にはたくさんの人が休んでいた。360度の展望であった。中ノ岳南肩に戻り下山コースに入った。直ぐに長い長い雪渓になった。慎重に進むと今度は鎖場となり通過に時間がかかった。この先も雪解けのぐちゃぐちゃな道なので靴が泥んこになった。セビオス岳で昼食。ここは真正面に至仏山が見えていた。高山平には避難小屋があって携帯が通じるところなので迎えの車を頼み先に進んだ。武尊牧場キャンプ場で宿の車に乗り宿へ。花咲の湯で汗を流し上毛高原駅と沼田駅に向かった。たくさんの花が咲いていて楽しめました。
7:00標高1700m付近歩き出し-8:15前武尊-家の串9:25-中ノ岳南肩10:15-上州武尊山(沖武尊)10:50~11:10-中ノ岳南肩11:30-セビオス岳12:50~13:20(昼食)-武尊牧場キャンプ場14:40

東京トレッキングクラブとは

40歳以上が会員資格で、東京周辺の山を主体に日帰りで静かな山を目指す山行が多いのが特徴です。

小屋泊り、テント山行やスキーなどもあり、年に60回くらいの計画を立てて実行しています。

天候によっては中止することもあります。体験山行やゲスト参加の制度もあります。

現在の会員数は60名くらいです。日常の喧騒を離れ、一緒に歩いてみませんか?

No.3,718 大菩薩嶺 <B>

パーテイー:女性2,男性2名 計4名

2022年6月4日(土)晴時々曇。梅雨入り前の不安定な天気が続いていたが、この日は天気に恵まれた。気温13~18度、風もなく快適な山行を楽しめた。行きのJRは座れない登山客もいるほど混んでいて、バスは臨時便が出た。標高差:登り472m、下り1165m。バスに乗り30分で標高1585mの上日川峠に到着。そこから1時間半で大菩薩峠着。小休止。お目当ての富士山は残念なことに雲の中。大菩薩嶺をいただく笹原は広く、見応え十分だ。峠から賽の河原そして雷岩へ続く稜線から遠くに目をやれば、南アルプスが見える。あれが北岳、鳳凰三山、雪渓の上に見えるのは赤石岳かな。と当てていく。富士山が少しだけ恥ずかしそうに顔を出す。1時間半で雷岩到着。ここで昼食。この間、唐松尾根からの登山者がひっきりなしに現れる。人気の山だ。ここから15分歩き、大菩薩嶺の頂上。標高2057m。展望はないが、とりあえず安堵。そして下山開始。日が差し込み映える若葉、小鳥のさえずり。所々段差があり、慎重に足を運びながら1時間かけて丸川峠に到着。残すは大菩薩登山口バス停までの下りだ。途中、倒木と岩を埋め尽くした苔は圧巻だ。ふわした苔に耳を近づけて山の音を聞く。我々を迎えてくれるかのような春蝉の合唱。15時45分、バス停到着。ここで解散。いろいろな楽しみ方のできた山行だった。
上日川峠9:10-福ちゃん荘9:40~50-大菩薩峠10:25~30-賽の河原10:35-雷岩11:25~30~55(昼食)-大菩薩嶺12:00-丸川峠13:10-大菩薩登山口バス停15:45

No.3710 男体山 <A>

パーテイー:男女各1 計2名

2022年5月28日(土)快晴。4名のパーテイーであったが直前で2名のキャンセルがあり2名になってしまったので、登山口からの往復にした。日光駅からのバス時刻にも変更があり登山開始が遅くなってしまった。今日は天気が良いのでこの伝統ある山には数百人の登山客が登り、盛況であった。二荒山神社からは1200mを超える高度差の往復なのでかなりキツイ。神社境内にある受付で登拝料を払い登山開始。登拝料は以前登った時の500円から値上がりして1000円になっていた。三合目から四合目は工事用車道。五合目から八合目は岩ごろごろの道。全身を使っての登りであった。頂上には奥の最高点の岩場に4~5mもある天を突くように鉄の神剣が立ち圧倒される。頂上からは360度の眺望が素晴らしい。近くには女峰山、大真名子、小真名子山、太郎山が見え、目を転じると沢筋に雪が残る日光白根山、皇海山、遠くには真白な尾瀬燧ケ岳と会津駒ヶ岳、その右に雲をかぶる雪山は荒海山方面か。一等三角点ならではの山座同定であった。下りは慎重に下って神社につき、ほとんど待たずにきたバスで駅に向かった。日本人の観光客がだいぶ多くなってきたが外国人の姿はまだほとんどない。
二荒山神社登山口9:50-3合目10:30-5合目11:05-8合目12:50-男体山頂上13:45~14:00-8合目14:30-4合目15:45-二荒山神社登山口16:25

No3709  滝子山  <B>

滝子山
パーティー:女性4,男性7名 計11名

2022年5月22日(日)曇りのち晴 この会としては珍しく男性の参加者が多かった。 時々青空が広がる中を笹子駅から道証地蔵の分岐まで車道を登って行く。久しぶりの晴れ間でたくさんの人が続く。一息入れて山道へ。対岸に渡り、沢音を聞きながらつかず離れずが今回のルート。滝もあり、きれいな沢の流れを見ながら続く。樹林帯を登り再び沢を渡り、迂回路へ。大鹿峠の分岐を過ぎ先ほど別れた沢沿いの道と合流。そこで昼食を終え砂金(?)を見ながらしばらくいって沢を離れ南斜面を登って尾根に出た。防火帯が開け、広々として気持ちがよく、新緑の木々の間から見える青空がとても美しい。
 神社が祀られた鎮西池からひと登りして滝子山の頂上へ。陽は差しているが富士山は雲の中。下山は檜平方面へ。長い女坂を緑とミツバツツジのピンク色を楽しみながら広い檜平へ。一休みして左へ折れ、藤沢方面へと向かい、谷沿いを結構長く歩き、疲れたころやっと集落。そして初狩駅で解散。
 5月のたっぷりの緑の中をたっぷりの歩きを楽しませていただいた山旅でした。自然と皆様のエネルギーを得て完走できました。ありがとうございます。
笹子駅8:50―道証地蔵10:50―大鹿峠分岐から沢合流11:20―昼食12:00-滝子山頂上13:30―檜平14:00~14:10-藤沢16:30―初狩駅17:00

No.3,708 神ノ主山から鳴虫山  <B>

パーテイー:女性3,男性1名  計4名

2022年5月8日(日)晴。日光駅から登山口につくと同年配の10数名のパ-テイ-が準備をしていて、先に登りだした。静かな杉林の中を登る。一休みする場所で前のグループを追い越す。アカヤシオは咲いてはいるがチラホラの状態であった。まだ早いらしい。これ程開花が遅れる年も珍しいのかもしれない。神ノ主山に着くとベンチがあり女峰山、男体山の展望が良い。この先は木の根が張り出している小さな幾つものピークを越えていくが、展望がない。アカヤシオの群生地のはずだが時期がずれている。或いは今年は裏年なのか。鳴虫山の頂上に着くと多くの登山者がいて景色を楽しんだりおしゃべりをしたりで皆楽しそう。女峰山から赤薙山の稜線が目の前に大きく広がっていた。女峰山の左側のピークは大真名子山か。男体山は林に隠れている。下りに入ったが急な階段なので目の前の景色をチラチラ見ながら注意していく。市街地に近づくと登山者より観光客のほうが多くなってきた。発電所から先は川に沿っていき、水量が多い憾満ケ淵では岩に彫られた梵語を見つけて大喜び。数十体の並び地蔵の所を過ぎ道路に出た。途中名物の水ようかんを買いに行く人もいたり、全員15:30の特急に乗り帰京。
東武日光駅9:00-登山口9:20-神ノ主山10:10-鳴虫山11:30~12:00-合峰12:20-独標13:00-憾満ケ淵14:05-東武日光駅15:00

No.3,707 富士山馬返  <C>

パーティー:女性8名

2022年5月3日(火)
馬返周辺に咲くフジザクラを楽しむはずでしたがほとんどの花は終わりかけていて
中の茶屋周辺の群落は完全に終わっていました。10日ほど前が丁度良かったでしょう
。ただ新緑の道は美しくまた歩きやすい道でしたので、すがすがしい空気を吸って
GWとは思えない静かな時間を過ごしました。船津胎内樹形は入域するのに待ち時間
がかかったため今回はスルーしました。立派な社殿の本宮富士浅間神社で最後の休憩
。御師の家の入口をのぞきながら富士山駅につきました。
10:10馬返-10:40大石茶屋跡-40分11:20中の茶屋12;00-13:00船津胎内樹型
-14:20浅間神社14:40-15:10富士山駅

No.3,704 五大尊つつじ公園から大高取山  <C>

パーテイー:女性7名

2022年4月30日(土)晴。五大尊つつじ公園までは歩いて20分ぐらいかかり今年もつつじ祭はしていなかった。残念ながらつつじもほとんど満開を過ぎて遅咲きのつつじがちらほら残っていた。まず五大尊へ登りお参りしました。五大尊とは五大明王の尊称で本堂には中央に大日如来の化身の使者である不動明王を置き東西南北に降(ごう)三世(ざんせ)大威徳(たいいとく)、軍(ぐん)茶利(たり)、金剛夜叉の明王をそれぞれ配し五大明王像が祀られています。園内を秩父三十四ヶ所写し霊場コースから坂東三十三ヶ所写し霊場コースの急な階段を登り標高が高く眺望を楽しめる場所から摩利支天の横を登って登山道に出た。尾根道は樹林帯の落ち葉道であった。30分程歩いたら新しい標識の東砥(と)山があり小休止しました。小さなアップダウンを15分程歩いて展望のよい西高取山で形良い筑波山が見えました。大高取山はかなり下って昨日雨が降ったので少しぬかるみの木の根の出た歩きにくい道を登って樹林を切り倒してしまう展望のよい大高取山頂上に着いた。椅子が何組かあってゆっくり昼食をしました。下山は35分ほどで桂木観音に出て眺望を少し楽しみました。ここから車道を少し下り又山道に入り虚空蔵菩薩で急な階段を登ってお参りをして来ました。車道に出て30分程の越生駅で解散しました。
越生駅9:38-五大尊つつじ公園10:05-登山口10:33-東砥山11:00-西高取山11:16~26-大高取山12:10~40-桂木観音13:15-虚空蔵菩薩14:25-15:25越生駅解散

No.3,703 薬師岳から夕日岳 <B>

パーテイー:女性2,男性2名 計4名

2022年4月24日(日)曇。登山口の細尾峠には車が3台来ていた。登り始める。最初は緩やかな登りだが次第に急になってきた。アカヤシオが咲いている。薬師岳に到着したが展望はきかない。穏やかな上り下りが続くがヤシオツツジのつぼみはまだ固いようである。1週間位早いようだ。時々登山者が降りてくる。三ツ目で休憩。参加者の一人がパイナップルを持参、素晴らしく美味しい。甘露、甘露。僅かな登りで夕日岳。ここからは地蔵岳への登りがあるだけなので楽になった。ハガタテ平からの下りには数回の渡渉があるが大したことはない。林道に出て長い長い林道歩きはうんざりした。古峰原のバス停についたがこの辺はまだ桜が咲いていた。観光客は神社参拝と桜のお花見を兼ねているようだ。バスが出た後なので古峰神社の中を見学。天狗の面の一刀彫は素晴らしい。新鹿沼駅へのバスに乗るころ雨が降ってきた。
細尾峠歩き出し9:05-薬師岳9:50~10:00-三ツ目11:10~20-夕日岳11:40~12:10-地蔵岳12:40-ハガタテ平13:10-古峰原神社バス停14:45

No.3,702大岩の瑞牆山  <B>

パーティー 女性4,男性3名 計7名

2022年4月23日(土)晴。韮崎駅から瑞牆山荘前までタクシー利用。 登り始めてから30分程すると目指す山、瑞牆山が見える。何ともカッコいい山のお姿。惚れ惚れする。そして、富士見平小屋まで約50分で到着。車酔いでシャキッとせず、富士山を見るのをすっかり忘れてしまったが水分補給し気を取り直してGo!
 天気が良く、歩いていると多少汗をかくが爽やかな風が心地よく、すっかり車酔いも回復。小川山への分岐から天鳥川出合いまで下り、渡渉してすぐに桃太郎岩。
 余談ですが、鬼滅の刃ブームで炭治郎が真っ二つに割った岩が注目されましたね。瑞牆山の桃太郎岩が似ていると言うことですがどうでしょうか。
 私はミーハーレベルですが、鬼滅ファンで、桃太郎岩を見るのを楽しみにしていました。
さあ、この岩を過ぎた辺りから登山道に岩がゴロゴロと現れだし、程なくして巨岩に四苦八苦する。大ヤスリ岩を見上げ、後少し頑張れば山頂だと自分を励ますものの大岩に「足が上がらない~。」岩と岩の間を抜けるのに「お腹が挟まる~。」とワイワイ言いながらなんとかクリア。
 山頂まで10分の道標の所で残雪のため各々軽アイゼン、チェーンスパイク装着。そして、山頂に到着。なんともいえない景色が広がり、360°のパノラマは絶景。美しい山姿。本当に感動です。 道中、登山は素晴らしい趣味だね等と話ながらでしたが改めて実感です。
 下山の様子はここまで長文になりましたので全集中の呼吸(鬼滅の刃より)で無事下山でき、楽しい山行であった事をご報告して終わりにしたいと思います。今回の山行録はリーダーからのご指名で初めて書かせて頂きました。 
  瑞牆山荘前9:40-富士見平10:20-天鳥沢11:00―頂上13:00~30(昼食)―富士見平15:30―瑞牆山荘前16:00=タクシーで韮崎駅16:30