No.3,756 柏木山~龍崖山~吾妻峡  <C>

パーティー:女性11名/男性3名 計14名

2月18日(土)晴れ、寒さも緩み春の近さを感じる陽気。飯能駅900集合、バスに10分程乗車して大下バス停で下車。体験参加の方も交え、コース確認と自己紹介ののち歩き出す。入間川を飛び石のドレミファ橋で渡り、蠟梅や梅の花咲く里山風景を見ながら、少しの間車道を歩くと、柏木山の登山口のある茜台自然公園に到着。公園のすぐ脇から尾根に登り、小さなアップダウンのある雑木林の尾根道から、ウラジロシダが鬱蒼と生い茂るシダの道、カモシカ新道の明るい尾根の登りを経て、一時間半ほどで柏木山山頂に到着。手づくりの木の人形のオブジェやテーブルなどが置かれた小広い山頂はいかにも里山らしく奥多摩、丹沢、奥武蔵などの峰々や都内の高層ビル群もほぼ360度で見渡せた。幸い他の登山者もおらず、手作りのテーブルに座り、歓談したり、景色を楽しんだりして昼食をとっていると、続々と登山者が到着してきたので、席を譲り次の目的地に向かった。再びカモシカ新道を下り、赤根峠を経て、龍崖山登山口へ雑木林の道を歩いていくと、突然、近年できた大規模な工業団地にでて、それまでの里山風景が一変した。里山と工業団地の対照的な風景は、町の発展のための工業化とそれによる自然環境破壊の矛盾を感じさせた。ほどなくして、龍崖山公園を経て龍崖山への登山口。ここからは、再び里山の道に変わり、アップダウンを繰り返し、燧山を経て、龍崖山山頂。龍崖山はかって山城が築かれていたとのことで、山頂までの途中に堀切の遺構を残していた。龍崖山の山頂は広く、市街地と奥武蔵の山々が見渡せ、手製の竹筒の望遠鏡なども置かれて、里山らしい雰囲気があった。ひと休みしたのち、トレーニングに使えるような急な坂道を下り、八耳堂を経て、吾妻峡の入口に到着。ここからは入間川の清流沿いの河原をしばらく歩く。この辺りの川沿いは、春にはニリンソウなどの花々で賑わうが、まだ葉も出ておらず、川べりには氷も張っていた。誰にも会わず静かな吾妻峡を出てからは、しばらく車道を歩き、予定時刻に天覧山バス停に到着して、ここで一旦解散。解散後は、バス停前にある発酵食品のテーマパークで、各々買い物や、ソフトを食べながら歓談を楽しんだりしたのち帰途した。

永田大杉バス停9:35-9:45ドレミファ橋-9:55茜台自然公園-(南東尾 根~シダの道経由)-10:55柏木山-12:15赤根ヶ峠-12:52龍崖山登山口-13:12燧山-13:31龍崖山-14:03軍太利神社(八耳堂)-14:04吾妻渓谷入口-(吾妻峡経由)-15:02天覧山下バス停

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