パーティー:女性4名/男性3名 計7名
8月26日(土)夏の山行はリーター泣かせである。いつも見ている天気予報では,数日前になってもこの日だけC表示,つまり,登山に適してないとなっていたが,2日前になって突然登山日和のAに変わった。一方で,天体ファンに教えてもらった Windy.com (日本語) を見ると午後に少しだけ雨が降る予報。数日前から同じだ。
こうした情報から渓谷歩きの山行を決断した。バス停終点で見上げた空から強い日差しが照りつけていた。青かえで越しに見た滝に魅了され,名前のついた岩やくぼみにも感心しながら歩いて行った。この歳になって感動を覚えた事に驚いたりもした。渓谷を奥に進むと次第にぬかるみが増し慎重に歩いた。途中のつり橋からは険しい山容の鶏冠山 (とさかやま) が一望できた。七ツ釜五段の滝への道は補修工事のため迂回路を上って行った。まさかの急登である。登りきったところが今回の山行の最深部。滝は木々の間から少しだけ見えた。ここで昼食。お腹を満たしたところで,空を見上げるといつの間にか雲が出ていた。帰り道にはかつて塩山駅まで木材を運んだトロッコのレールが所々に残されていた。当時に思いを馳せ,一方で,怒られながらトロッコで遊んだ幼少期を思い出しながら下りバス停に到着した。塩山駅について間もなく雨が激しく降ってきた。ラッキーである。久しぶりに歩く参加者が多かった山行であったが,沢で転ぶこともなく無事に1日を終えることができた。 西沢渓谷入り口 歩き出し9:40-ネトリ広場10:00-三重の滝10:40-7ツ釜五段の滝迂回路下11:50-迂回路上12:10-大展望台13:10-ネトリ広場14:15-西沢渓谷入り口バス停14:35 バス発14:40=塩山駅15:40