No.3,787 白谷沢~棒ノ嶺 ~黒山~長久保山(境界尾根)  <B>

パーティー:女性6名/男性4名 計10名

9月2日(土)棒の嶺は白谷沢から登り、滝の平尾根で河又へ下るコースが一般的だが、今回は県境尾根で小沢峠へ下るコースを歩いた。晴れ時々曇り。飯能駅と東飯能駅から各々ほぼ満員のバスに乗車し、さわらびの湯バス停で下車。今年は例年になく残暑が厳しく、この日も朝から非常に蒸し暑かった。水分補給と休憩をこまめに取りながらゆっくり歩く、沢を過ぎるまではパーティーを2つの班に分けて歩くことなどを全員で確認したのち歩き始めた。渇水気味の名栗湖のダムの上を歩き、登山道に入り、しばらく谷あいの斜面の細い道を行くと白谷沢の沢筋の道に入る。沢の水量は多くも少なくもなかった。いくつもの滝とゴルジュのある風景はとても清涼で美しい。繰り返す渡渉や、ゴルジュに流れる沢を足場を探しながら登ったり、鎖やロープのあるコースは変化に富んでいて楽しく、ひととき暑さを忘れた。沢を過ぎてから、岩茸石、権次入峠を経て山頂までは、樹林帯の登りが続き、汗が滴った。多くの登山者で賑わう山頂に到着した頃には予定時間を幾分過ぎていたため、昼食時間は短めにして、東屋や日影で昼食をとった。昼食後は、権次入峠へ一旦戻り、小沢峠への尾根道に入る。ここからは、一変して他の登山者の姿はすっかりいなくなり、登山道の雰囲気が変わった。岩茸石山方面への道を分ける黒山を過ぎ、植林と自然林が交錯する静かな尾根道が続く。展望はないが、緩やかで広い尾根は歩きやすく、鎌倉時代にこの尾根で馬の調教をしたとの伝えに納得がいった。畠山重忠が馬を乗り替えたとの伝えがある馬乗馬場を過ぎ、こぢんまりとした長久保山や古い石祠を経て、途中、踏み跡がうすくわかりにくい箇所もあったが、順調に小沢峠に到着した。長い尾根歩きを終え、この頃にはいつもより多めに持参した水もかなり消費しており、皆で水を分け合ったりしながらこの日最後の休憩をとった。小沢峠からは埼玉県側の道をとり、谷あいの細いザレ道を下ると小沢トンネルのある車道に出た。しばらく歩道を歩き小沢バス停に到着。バス停近くの売店で各々アイスを食べたりしているうちに間もなく飯能駅へのバスが到着、帰途した。 9:10さわらびの湯バス停歩き出し-9:35白谷橋-10:27天狗の滝-11:25東屋-11:42岩茸石-12:13分権次入峠-12:40棒ノ嶺-13:19権次入峠-13:41黒山-14:37長久保山-15:36小沢峠-16:23小沢バス停

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