No,3,815 大霧山 <C>

パーティー:女性13名/男性4名 17名

2月17日(土) 曇りのち時々晴れ。小川町駅に集合し、ほぼ満員に近い9時15分の白石車庫行バスに乗車。参加人数が多いことから、事前にバス会社に電話したところ、臨時便は出ないが、60人乗りバスを出すのとの回答であった。当日、バスに全員が乗り切れなかった場合はタクシー手配も心づもりにしていたが、杞憂に終わりほっとした。橋場バス停に到着後、当日の予定確認などしたのち歩き出した。道沿いに咲く蝋梅や紅白の梅を眺めながら車道と山道を交互に登り、栗和田の集落を過ぎたころには、すっかり春めいた陽気に体は温まり、着衣を整え一休みした。ここから再び山道と林道を歩き、二本木峠へ分ける道を過ぎると東屋のある粥仁田峠に到着。ここから大霧山へは尾根の山道を登るが、心配していた先週の大雪による残雪はわずかに残るばかりで、泥濘もほとんどなかった。冬枯れた樹木の間から見える秩父の山並みを見ながらゆっくり登ると、ほどなくして大霧山に到着して、昼食休憩。この日は晴れ予報であったが、思いのほか雲が多く、遠くの山々は霞んでいた。それでも設置されていた眺望標識を囲み、奥秩父や上越など山々の山座同定を楽しめた。体が冷える前に休憩を済ませ、旧定峰峠へ歩きはじめた。尾根伝いの道はアップダウンがあるものの、この辺りは春に行われる七峰縦走のコースで、また関東ふれあいの道でもあり、よく整備され気持ちの良い道が続いた。放牧場の脇を過ぎ、檜平を折れ、小さな祠のある十字路の旧定峰峠からさらに定峰峠方面へ下ると、茶店のある定峰峠の林道にでた。春の桜の頃にはハイカーで賑わう峠もひっそりとしていた。ここで、最後の休憩をとった後、植林と雑木林の山道を、車道を何度も横切りながら下ると、やがて民家が見えてきて、ほぼ予定時刻に白石バス停に到着した。ほどなくして15:10のバスも到着、帰途した。

09:50橋場バス停歩き出し-10:58粥新田峠 –11:48大霧山-12:51旧定峰峠- 13:48定峰峠–14:46白石車庫バス停