パーティー:女性3名/男性2名 合計5名
2月2日(金)奥多摩駅の空は雲に覆われ、気温は6度、少しだけ冷気を感じたが、風がなく、歩き出すとすぐに体が温ってきた。しばらく退屈な車道を歩いていくと安寺沢に出た。ここから5分後、登山道脇道にある乳房観音に立ち寄りお参りした。観音堂横の木にはこの名前の由来である突起物が幹から垂れ下がっていた。登山道にもどり、つづら折りの急勾配を登り始め、いい加減疲れた頃大休場に到着した。ここで小休止し、息を整えた。ここから先も急登は続くが、勾配はやや緩くなったように感じた。やがて花折戸尾根分岐に到着し,その少し先に本仁田山の頂上があった。大休場から1時間15分かかった。あいにく、富士山は雲に隠れ、頂上からの眺めは良くなかったが、奥多摩山塊の中で急登の一つと言われている山道を登り切ったことに達成感を感じつつ昼食をとった。下りは花折戸尾根を使った。この頃になると雲はまばらになり、青空が広がってきた。急勾配を下り、登り返してチクマ山に到着。その先も急勾配を下り、鳩ノ巣駅近くになって,かつての左折点に到着した。現在でも、左折の先にある橋は朽ちていて通れないため、指導標の向きは直進になっていた。道を塞いでる丸太をまたぎ、先に進むと花折戸尾根登山口にでた。ここから10分弱歩くと鳩ノ巣駅に着いた。花折戸尾根の露岩帯やザレ道、代わる代わる現われるブナや杉や常緑低木,そし北関東方面の眺めはこの尾根の特長である。バリエーションにしておくにはもったいないくらいに感じた。
山行5:40、休憩0:50、合計6:30距離 8.2 km、歩くペース 標準時間の1.1倍
奥多摩駅8:15歩き出し-9:10安寺沢-9:20乳房観音-10:10大休場-11:20花折戸尾根分岐-11:25本仁田山(昼食)12:05-12:10花折戸尾根分岐-12:45チクマ山-13:00ゴンザス尾根分岐-14:35花折戸尾根登山口-14:45鳩ノ巣駅