No.3,796 浅間尾根~浅間嶺  <B>

パーティー:女性13名/男性3名 計16名

10月21日(土)秋晴れの朝、武蔵五日市駅のバス停は長蛇の列で大混雑。8:10発の臨時便を含めた満員のバス3台に分乗し、浅間尾根登山口バス停で途中下車。後続の臨時バスもすぐに到着し、無事全員集合したときはホッとした。簡単に自己紹介したのち歩き出す。少し車道を戻り、集落のあるつづら折りの坂道を登って、浅間坂の看板と民宿を過ぎると浅間尾根へ登る植林の山道へ入った。しばらく登ると、次第に広葉落葉樹が多くなり、道も明るくなった。本格的な紅葉にはまだ早かったが、それでもところどころ赤みがかった葉が混じり、秋本番間近を思わせた。出発から1時間ほど登り浅間尾根の分岐に出た。ここからの尾根道はアップダウンが少なく穏やかでとても歩きやすい。浅間尾根は、江戸時代以前には生活道路として人々が往来し、牛馬が生活物資を運んだ甲州古道の一部であり、ところどころにある馬頭観音の石碑や古い祠は当時の面影を偲ばせた。分岐から一時間ほど歩き、人里峠を過ぎると、北側方面が広く伐採され、間近には大岳山、御前山、遠くには奥多摩の山々の展望が拡がった。しばらく展望を楽しんだ後、樹林の中を少し登ると、地形図上で浅間嶺の山頂とされているピーク(小岩浅間903m)に到着。山頂は杉の植林に囲まれこじんまりしていたが、静かでよい雰囲気だった。小休止後、トイレのある休憩所までいったん下り、再びカヤトの明るい道を登ると浅間嶺展望台(809m)に到着。浅間嶺の標識とベンチのある小広い場所からは一挙に眺望が拡がったが、富士山は雲に遮られていた。ここで昼食をとったのち、出発しようと全員が集まった時、ふとしたきっかけで、各々行ってみたい山の話でしばらく盛り上がり、これからの山行の楽しみになった。休憩を終え、カヤトの道から松生山への分岐を過ぎ、沢沿いの道をさらに下ると、古民家の茶店跡に出た。以前はおいしいそばの茶店で賑わっていたが、今はひっそりして寂しさを感じた。ここから時坂峠までは主に林道を歩き、峠からは急な勾配に建てられた民家の間の山道を縫うように下ると払沢の滝駐車場に到着した。ここで一旦解散としたが、予定より早めの到着であったことから、希望者で払沢の滝を見学したのち帰途した。 9:10浅間尾根バス停歩き出し-10:08数馬分岐-10:31一本松-11:09人里峠-11:38浅間嶺(小岩浅間)-11:55浅間嶺展望台-13:59時坂峠-14:35払沢の滝駐車場(一旦解散後、希望者で払沢の滝見学-15:20本宿役場前バス停)

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