No.3,907 滝子山 -南稜(寂ショウ尾根)を登る- <B山行>

パーティー:女性6名, 男性3名 合計9名
 7月5日(土)富嶽十二景No.4の滝子山。南陵の寂しょう尾根には急峻な岩場があり、登り応えのあるコースもたまにはいいかなとの思いで計画した。問題はリーダー泣かせの天気予報であった。曇り、晴れ、時々小雨かもしれない予報に加えて、夕方に雷雨の可能性もあった。しかし、笹子駅を歩き出した時、青空が広がってきて、気温26度と登山に適した天気になった。寂しょう尾根コースに入り徐々に高度が上がっていった。高圧線鉄塔からは、麓の街並みや西丹沢山塊が見渡せた。ここを過ぎたあたりから傾斜がきつくなりだし、ゴロゴロした岩が目につくようになった。転ばないように登っていくと、雨がポツン、ポツンと肌を濡らした。参加者と相談し、岩場が楽しみで来ているのでとりあえず、岩場のところを目標にし、天気次第では引き返すことにした。そして、この尾根コースを2/3位登ると赤い印のついた岩があった。岩場の始まりである。片側が切れ落ちている岩場では三点支持の基本姿勢をキープし、かつ注意して進めばそんなにスキルを要するものではないと感じた。岩場の途中で富士山がくっきりと見えた。ほっとした瞬間である。いつの間にか雨雲は消えていた。岩場にいい加減飽きてきた頃、浜立山・滝子山の分岐点に出た。ここから20分ほど歩くと滝子山の山頂に到着した。残念なことに三ツ峠山(開運山)までは見えたが、背後に見えるはずの富士山は雲に隠れてしまった。南アルプスも雲の中だった。ランチして、集合写真を撮って初狩駅目指して下り始めた。下り始めの傾斜は急であるが、その後は緩くなり、普通の山道になった。男坂・女坂では女坂を選んだが、急斜面もあった。そして檜平に出た。ここは広々とした空間であるが、気にも留めず通り過ぎた。やがて、道は沢沿いになり、数回の渡渉を難なく通過し、初狩駅に到着した。
 今回の山行では体調不良の方がいた。勇気を出して早めに申告してくれたおかげで大事に至らなかった。また、頂上付近では1名の方の脚に痛みが出た。休みながらも下りることができたのは幸いであった。笑顔で迎えてくれた参加者に感謝します。 (YK)
 笹子駅歩き出し8:15-南稜入口8:55-高圧線鉄塔9:25-林道出合9:40-浜立山・滝子山分岐12:40-滝子山13:00(40分休憩)-三角点峰13:50-男坂・女坂分岐14:10-檜平14:35-最終水場16:00-初狩駅17:15  

滝子山 -南稜(寂ショウ尾根)を登る- <B山行> 7月5日(土)

急峻な岩場で知られている寂しょう尾根を通るルートで滝小山に登りました。頂上から富士山は見えませんでしたが,それでも青空広がっていました。写真と動画を楽しんでください。
登り始め
この辺りは普通の登り
つかぬまの休憩
岩場の始まり (ヤマレコ)
岩場の始まり-1 (中央の赤い点)
岩場の始まり-2
イワカガミ
岩場の核心部-1
イェー
岩場の核心部-2
岩場の途中に見えた富士山 (手前は三ツ峠山)
分岐点
滝小山頂上
下り
初狩駅から眺めた滝子山

滝子山 -南稜(寂ショウ尾根)を登る- <B山行>

No.3,907

7月5日(土)笹子駅8:10集合(JR高尾7:05=7:57笹子)歩き出し-35分南稜入口-30分林道出合-2時間50分滝子山(45分休憩)-1時間穴沢山分岐-1時間林道終点-50分初狩駅
歩程:6時間40分+1時間30分・・・8時間10分
地図:吉備人「大菩薩連嶺」
費用:約1,630円(JR高尾起点)
申込締切:7月2日(水)
備考:一般ルートですが、露岩帯を通過します