No.3,972 南八ヶ岳縦走(根石岳、硫黄岳、赤岳) <A山行> 6月19日 (金)〜21日 (日) 

 パーティー:女性6名、男性2名 合計8名
 6月19日(金)晴れ時々曇り。茅野駅から桜平まで宿の送迎車が運んでくれた。ラッキー!桜平を10時20分に出発。登山道に入ると、苔むした石があちこちに点在し、まるで森一面が緑の絨毯に覆われているかのような美しい景色が広がっていた。心地よく響く春ゼミや鳥の鳴き声を聞きながら、ゆっくりと高度を上げていく。
 11時に夏沢鉱泉へ到着。時折吹き抜ける涼しい風がとても気持ちよく、快適な登山となった。道中ではシラビソの甘い香りが漂い、どこかバニラを思わせる優しい香りに癒やされる。
12時にオーレン小屋へ到着。各々昼食にした。小屋のおはぎを注文した人がいて、とても美味しそうだった。その後も順調に歩みを進め、13時45分に箕冠山へ。さらに進んで14時、根石岳山荘に到着、荷物を置いて根石岳に登った。根石岳からは東天狗岳と西天狗岳がよく見えた。今回印象的だったのは、夏沢鉱泉から根石岳方面へ向かう女性の歩荷(ぼっか)さんとの出会いだ。重い荷物を背負い力強く歩く姿に感心していたところ、後になんとその方が根石岳山荘のオーナーだと知り、とても驚いた。山荘での夕食は、とんかつの煮込み。ボリューム満点で食べ応えがあり、翌日の行動に向けてしっかりとエネルギーを補給することができた。明日の山歩きに備え、今日は早めに休むことにした。おやすみなさい。(KK)
 桜平歩き出し10:20―夏沢鉱泉―オーレン小屋―箕冠山―根石岳山荘-根石岳往復―根石岳山荘(泊)
 6月20日(土)今回の山行、最初から天気予報とのにらめっこでした。予報によると早朝から12時までは濃霧、その後は小雨が降り始める、とのこと。しかし、小屋をでて、外をみると、霧無し、根石岳も天狗岳もキレイに顔を出してくれてます。気分は上々、おしゃべりしながら、硫黄岳、横岳から赤岳への縦走を開始。そこで、リーダーから一言「ツクモグサを見つけたらソフトクリームのご褒美!」さらに気合い投入。
 登山道に並ぶケルンに導かれての硫黄岳への道。見た目は大変な登りに見えましたが、ルンルンで登頂9時。横岳への道では、高山植物のあかもの、しおがま、いわかがみ、つまとりとう、みつばオーレン、そして高山植物の女王、こまくさ、たくさんの花を楽しみました。はるか下に見えるオーレン小屋、だんだん遠くなる天狗岳、前に見える横岳、写真では入りきれないダイナミックな世界!しかし希少植物ツクモグサの姿は未だ発見できず。
 横岳登頂11時。横岳から赤岳までは、ハシゴや鎖場が続く道になりますが、ここから雲が湧いて出てきて、さらに無名峰あたりから予報より1時間早く雨がポツリ。全員雨具セット。ここから、登山の一つの醍醐味とも言える、雨に振られながらの岩場尾根歩き。メンバーの結束が強まるところです。それを応援するように、登ったハシゴの上にツクモグサを発見!しかも人数分!雨に濡れながら、薄い黄色にピンクの筋がついたツクモグサの花。リーダーがお薦めするのが良く分かる繊細な花でした。
 今日の宿、赤岳天望荘に13時着。飲み放題のコーヒーを飲みながら、70年ぶりに赤岳に来た(みんな生まれてない)というメンバーのみんな大好きサブリーダーのお話。。。歩荷訓練、ケガをした人をおんぶしての下山、TTCのメンバーとの楽しい思い出、地図の見方、靴紐の注意等、山小屋ならではの楽しみ。しかし、弘法も筆の誤り、新しいポンチョを前後逆に着てしまって、木枯らし紋次郎みたいに雨の中を歩いたのも、みんな大好きなこの方だったことが、今日、最大のエピソードということも、書いてしまおうっと。(ST)
 歩き出し(根石岳山荘)―夏沢峠―分硫黄岳―硫黄岳山荘―横岳―三又峰―赤岳天望荘(泊)
 6月21日(日)雨のち曇り。朝からゴーゴーとした雨と風で宿の窓がうなりをあげている。赤岳頂上は目の前だが、皆さんと相談して天望荘から近い地蔵の頭を通って行者小屋に降りることに決め、出発は9時にして小屋で雨が弱くなるのを待って出た。尾根上にある赤岳地蔵様に今日の安全を祈願して、急降下の尾根をクサリ場ハシゴ場を声を掛け合いながら、慎重に樹林帯まで降りて、雨も風も弱くなって行者小屋に着く。
 ほっとして、一息いれ、ラーメンを皆さんで食べて、写真撮影を笑顔でパチリ。白河原の南沢コースを美濃戸山荘へ沢沿いを歩く。車道歩きになってカラマツ林に囲まれた明るい高原の道をおしゃべりをしながら、美濃戸口バス停へ。
 参加者の皆さんの掛け声と、高山に咲く花に勇気をもらって、厳しい道でしたが無事終えれました。心から感謝申し上げます。(MI)
 歩き出し(赤岳天望荘)9:00-行者小屋-美濃戸口バス停
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見えてきた赤岳、今晩の赤岳展望荘は写真の中央