パーティー:女性5名、男性2名 合計7名
5⽉28⽇(⽊)晴れ。曇りの予報だったが、朝から青空が広がった。東武日光駅で、東京からのメンバーが乗ったバスに合流する。インバウンドでいっぱいだったが、先発で臨時便が出ていたため全員座れた。予定よりやや遅れて竜頭の滝に到着。木々の枝に野生のサル付きが楽しい。地味につらいコンクリートの階段を登り、上流の橋から振り返ると、なるほど滝が竜の頭の形に見える。気分は千と千尋の神隠し、竜の背に乗って中禅寺湖へ飛んでいるようだ。
登山口からは緩やかなトラバースで歩きやすい。オーキッド色のミツバツツジが鮮やかだ。別の登山者が、熊がかなり出ていると教えてくれる。今回は熊鈴・ストック・熊スプレーと、フルスペックで戦う気満々のメンバー揃いで心強い。熊より警戒したヤマビルも乾燥していたせいか出なかった。
傾斜がきつくなってきた辺りで、お目当てのシロヤシオ登場。青空と新緑に純白の清らかな花が映える。花ガイドのサブリーダーが今年は裏年だと気を遣ってくれたが、さしずめ当たり年がバイキングなら裏年はコース料理、一品一品が芸術品だ。
12時半に高山に到着、昼食を取り、シロヤシオやミツバツツジの散りばめられた花道を下る。熊窪分岐までは急傾斜、そこからは緩やかな道でエメラルド色の中禅寺湖が迎えてくれた。湖面を渡る爽やかな5月の風。湖畔を少し散歩して、咲き始めの可憐な九輪草のレッドピンクの群生に歓声が上がる。花に癒され夢見心地で帰路に就く…はずであった。
実は湖の周回道路は何か所も崖があるために急な上り坂と下り坂があり、そうとは知らずお花畑で終了モードに入ってしまった体は現実を受け入れない。だがリーダーは山の神、人間ブルドーザー、一晩寝たかのようにフルスピードでグイグイ皆を引っ張る。「あの、ペースが…」とすがりつく声は既読スルー、見事バス出発10分前に停留所に到着。車内で全員爆睡となる。花、湖、新緑、熊ヌキ・ヒルヌキの素晴らしい山行でした。リーダー、サブリーダー、ありがとうございました。(MK)
歩き出し11:04―高山山頂12:25―熊窪13:51―赤岩15:19―竜頭の滝バス停15:52

