No.3,761 扇山~百蔵山  <B>

パーティー:女性7名/男性3名 計10名

3月11日(土)晴れ、春の陽気。鳥沢駅8:45集合、タクシー2台で登山口に向かった。この時期はバスの開通前で、いつもは賑わう登山口もひっそりしていた。コース確認した後、神社脇の登山口からゆっくり歩きはじめ、間もなく後続の3名と合流した。登り一辺倒の杉林の道であるが、沢音や野鳥のさえずりが心地よい。つづら折りを登りつづけていくと、急に陽が注ぐ自然林の道に変わった。林床の植生も豊かになり、登山道の景色も明るくなった。さらに登り木々の間から富士山が見えてくると、大久保のコルに到着。左への稜線の道を行くと百蔵山だが、一旦右の稜線を登り、扇山へ向かう。のびのびして広い扇山の山頂に着き、春霞の富士山が見ながらゆっくり昼食をとった。昼食後、再び大久保のコルまで下り、百蔵山へ向かう。カラマツやブナの広い稜線の道は春の陽が差し、吹き抜ける風が心地よい。平坦な道はわずかで、すぐに急坂をカンバの頭まで一気に下る。その後も、なだらかながらもアップダウンを繰り返し、コタラ山を巻いたり、痩せ尾根を通過したりしたのち、山頂手前の急な登りを経て、大久保のコルからは2時間ほどで百蔵山に到着した。百蔵山山頂からは道志方面の山々が展望できたが、残念ながら富士山は、麓がわずかに見えるばかりだった。山頂でしばらく休憩したのち、稜線鞍部まで下っていくと、見晴らしの良い展望台に出た。休憩がてら、地図を広げて道志、富士周辺の山々の山座同定をした。その後もつづら折りや沢沿いの道を下っていくと、雑木林から再び杉や桧の道に変わり、人家が見え始めると舗装道に変わった。その後は、咲き始めた春の花を楽しみながら車道を歩き、大月市グランドを経て中央道の橋梁を抜け、ほぼ予定時刻に猿橋駅にと到着、解散した。 9:10 梨ノ木平歩き出し-10:26大久保のコル-10:40扇山-11:13大久保のコル-11:50カンバの頭-12:26宮谷分岐-13:09百蔵山-13:28鞍部 -14:37登山口-15:12百蔵山登山口バス停

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