No.3,923 秩父の大持山と小持山 <B山行>

 パーティー:女性5名、男性2名 合計7名
 10月18日(土)晴れ時々曇り。横瀬駅からタクシー2台で一の鳥居へ。タクシーの運転手さんが、秩父の山の話をしてくれた。特に今は熊鈴は人間が食料を持っている合図になっているという話を聞き、熊鈴は使わずみんなでおしゃべりしながら登ることにした。9時20分登山開始。
 昔は秩父と江戸を結ぶ重要な交易路の一つであった妻坂峠までは40分ほど緩やかな登りであったが、次の大持山までの1時間50分は長い急坂が続いた。大持山を過ぎ12時頃、ビュースポットの雨乞岩に到着。浦山方面や連なる山々が一望できた。一息ついてから岩場の多い急坂を二つ三つの小ピークを越え小さい頂上の小持山へ到着。
 昼食をとりシラジクボへ。そこから寄り道して持山寺跡へ。杉植林の開けた場所に供養塔である宝篋印塔(ほうきょういんとう)が残されていた。持山寺は松平長七郎の入定伝説を持つことでも知られている。期待していなかったが風情があった。
 ここから1時間10分かけて一の鳥居へ下山。タクシーに乗り横瀬駅に16時頃到着。リンドウ、不思議な真っ黒いキノコ、カエル、カツラの甘い香りに癒やされたすてきな山行でした。
(IT)
 一の鳥居(生川登山口)歩き出し9:20-妻坂峠10:00-大持山分岐11:40-大持山11:50-雨乞岩12:10-小持山12:40(昼食35分)-シラジクボ13:50-持山寺跡14:10-持山寺跡分岐14:30一の鳥居15:20 タクシーで横瀬駅

大持山の頂上にて
雨乞岩からの眺めた大持山