No.3,831 今倉山~赤岩~道志二十六夜山

パーティー:女性8名/男性2名 計10名

429日(月・祝)晴れのち曇り、都留市駅に8:45集合し、予約していたタクシー2台に分乗して登山口のある道坂トンネルへ向かった。トンネル横の登山口から山道に入り、道坂峠を経て、今倉山へは、明るい自然林やカラマツ林の中、しばらく登り一辺倒であったが、登山道脇にはエイザンスミレやヒゴスミレなどのスミレ、ヒトリシズカなどが咲き、春の花々を楽しみながらゆっくり登った。今倉山からの御座入山、西ヶ原を経て赤岩へは、ブナなど落葉広葉樹の樹相と新緑がとても美しい広い尾根道が続いた。透明感のある新緑間もない木立の合間には、ミツバツツジも咲き、評判通りの素晴らしい新緑の尾根道だった。緩やかなアップダウンを繰り返しながら一旦下り、岩場のある道を登り返すと一気に展望がひらけ、赤岩に着いた。道志随一と言われるだけあり、御正体山など道志山塊を眼前にほぼ360度の展望だったが、富士山や南アルプスの山は薄曇に姿を隠していた。ここで昼食をとったのち、赤岩から一旦下り、さらに続いた尾根道も新緑や樹相がとても素晴らしかった。しばらくして舗装林道に出たのち、再び山道をひと登りすると、昔に月待の行事の伝えがある二十六夜山に到着した。ここでは頭を隠した富士山を見ることができた。一休みしたのち、石碑脇の戸沢方面への道から何度かの渡渉や沢沿いの道を経て、一挙に標高差700mほどを下り、そろそろ疲れを感じたころ車道に出て間もなく目的地の芭蕉月待の湯バス停に到着した。バスの時間まで各々アイスや飲み物を飲みながら一息ついていると、15:54発のバスが到着、帰途した。

9:15 道坂隧道歩き出し-9:30 分道坂峠-10:42 今倉山-11:25西ヶ原-11:40赤岩-13:00林道出会い-13:32 道志二十六夜山-14:22 仙人水-15:23 芭蕉月待ちの湯バス停